2020年の9月18日に発売されたばかりの「Apple Watch SE」。
これまでスマートウォッチに手を出したことがなかったKaceuだが、Apple表参道店にふらっと遊びに行ったところ、偶然在庫があったため突発的に購入してしまった。しかし、実際に使ったみるとかなり便利で、今となっては本当に購入して良かったなと日々感じています。
そこで本稿では、実際にApple Watchを使ってみて便利だなと感じた機能や、アプリについてを紹介してみます!
スマートウォッチについて特に詳しいわけではなく、初心者が綴るかなりゆるーい記事となっておりますので、気軽に読んでみて、よかったら参考にしてみてください。
Apple Watch SEについて
Apple Watch SEは、今話題のスマートウォッチ「Apple Watch」の最新作で、価格を抑えつつも程よい性能を誇っているリーズナブルでコスパの良いモデル。
聞いた話によると、前作のSeries 5とその前のSeries 4の中間くらいの性能だとか(あっているかはわからない)。
性能の比較はこちらからどうぞ。
価格
価格は下記にまとめておきます。
GPSモデル | Cellularモデル | |
---|---|---|
40mm | ¥29,800~ | ¥34,800~ |
44mm | ¥32,800~ | ¥37,800~ |
それぞれのサイズ
縦 | 横 | 厚さ | |
---|---|---|---|
40mm | 40mm | 34mm | 10.4mm |
44mm | 44mm | 38mm | 10.4mm |

並べてみるとかなり大きさに差を感じますが、実際に店頭でそれぞれ付けてみるとあまり差は感じませんでした。
店員さん曰く、指の太く、大柄の男性は44mmを選択することが多いそう。しかし、やはり男性でも40mmの方が人気かなあと仰っていました。現に店頭在庫は44mmがごく少数残っており、40mmは在庫欠品している状態でした。
また、女性は基本的に40mmを選択されるようです。腕の細い女性が44mmを付けると、ディスプレイで腕が全て隠れてしまうため少しスタイリッシュさが減少してしまう模様。
私は身長172cmとド平均の日本人男性ですが、44mmを選択しました。
理由は単純に腕につけたときに大きい方がカッコよく見えたからです!

操作感
私は店頭でどちらのサイズも操作させて頂いたのですが、サイズによって操作感は正直変わりませんでした。
店頭に訪れる人はやはりどちらのサイズも試着するようですが、40mmが操作しにくいという印象を持つ方は少なかったようです。なので、実際に付けてみたときのビジュアルでサイズを選択しても全く問題なさそうです。
しかし、指が太めの男性で40mmを考えている場合は、一度店頭で試してみる方が良いかもしれませんね。
バンド
Apple Watchではおなじみの幅広いバンドの選択肢ですが、SEでも健在でした。
公式サイトを確認してみるだけでも10種類ほどのバンドが存在しており、それぞれ豊かなカラーバリエーションが用意されています。また、種類によって価格も変わってくるため、実際に公式サイトを確認してみましょう。
しかし、店頭で購入する場合は、デフォルトで本体の色とバンドが決められている模様。また、確か店頭ではGPSモデルのみの販売だったと思います。
確認した限り、スペースグレイの本体はブラックのスポーツバンド、シルバーの本体はホワイトのスポーツバンドで固定されているようです。
そのため、目星のバンドがある場合は、店頭ではサイズ感の調整のみを行って、実際の購入はオンラインにすることをオススメします!
バッテリー
バッテリーについては多くの人が気になっているかと思います!
では、バッテリーについてお話する前に、まず私の基本的なApple Watchを用途を説明させて頂きます。
- 時間を確認する
- カレンダーを確認する
- 音楽を制御・選択する
- コンビニでの支払いを行う
- 届いたLINEを確認する
主にこれらのことをApple Watchで行っています。常に操作しているいうより、必要なタイミングでちょこちょこいじっているという感じです。
では、気になるバッテリーの持ちですが、1日ずっと装着してだいたい30%~40%ほどバッテリーを消費していることが分かりました。いつも帰宅したタイミングでバッテリーを確認しているのですが、毎回65%前後になっています。
また、先日1泊2日で金沢に旅行に行った際、あえてバッテリーを充電せずに2日間ぶっ通しで使用してみたところ、帰宅した際には20%ほどになっていることが確認できました。
結論、1日2日なら充電しなくても全く問題はありませんので、ご心配は無用かと思います!
実際に使ってみて便利だった機能・アプリ
カレンダー
個人的に特に便利に感じたのは、カレンダー機能です。
Apple Watchは、自身のiPhoneとペアリングする必要があるのですが、そうすることでiPhoneに登録されているスケジュールを自動で取得してくれて、Apple Watch上で確認できるのです。
カレンダーを文字盤の画面で表示するように設定すると、時間を確認する際に同時に次の予定を確認することができます。
また、Googleカレンダーの内容も取得してくれるため、仕事の予定もApple Watchで簡単に管理することができます。会議室の場所なども表示してくれるため、次の打ち合わせどこだっけとなっても一瞬で確認することができて非常に便利です!
個人的には、リマインダーの完了もApple Watchから行うことができるのが結構魅力的です。笑
iPhoneで予定の通知設定を行った場合は、もちろんApple Watchにも通知が届きます!そのため、予定をすっぽかす心配はほぼゼロになりますね。
ミュージック
カレンダー機能に引けをとらず便利なのが、ミュージック機能。
内容は単純で、ペアリングしているiPhoneの音楽を制御できるというもの。音楽を変更するためにわざわざiPhoneを取り出すのがめんどくさいなあと感じる人ほど重宝します。
- 音量の調整
- 音楽の再生・停止
- シャッフル再生、繰り返し再生などの設定
もApple Watch上で全て対応することができます!
ワイヤレスイヤフォンとも非常に相性が良く、イヤフォンで操作できないこともApple Watchから全て対応が可能なので、コードレスで音楽を完全に制御できます。
まさに今ワイヤレスイヤフォンを探している方は、BoseのQuietComfort Earbudsがオススメです!イヤフォンのデメリットを一部Apple Watchでカバーできるため非常に相性がよく、とってもお気に入りのコンビです!
音響初心者ではありますが、本製品についてレビューをしてみたのでぜひご一読下さい!
2020年10月15日に音響メーカーBoseから発売された新作のノイズキャンセルワイヤレスイヤフォン「Bose QuietComfort Earbuds」。 Kaceuはこれまでずっと前身の「Bose SoundSport F[…]
支払い関連
Apple Watchで支払い系を全て対応できるのはかなり便利ですね。
自分が把握しているだけでも
- Suica
- ID
- PayPay
をApple Watchから使用できますね。
個人的にびっくりしたのが、PayPayがApple Watchに対応しているということ。コンビニでPayPayを利用する際は、スマホのアプリからバーコードを表示して店員さんにスキャンをしてもらいますが、なんとApple Watchの画面にバーコードを表示することができるのです!
いちいちスマホを取り出す必要がなくなるのでとっても便利!あまり使っている人がいないからか、お年寄りの店員さんが驚いて話しかけて下さることが多いです。笑
また、Suicaにも対応しているので、改札を通る際はApple WatchをかざすだけでOK。左腕に時計を付ける人はスキャンのときちょっと不格好になってしまいますが、、、笑
LINE
Apple WatchでiPhoneに届いたLINEを確認することができます。
これが結構便利です。
まず何よりメッセージの内容をApple Watch上で確認できるということ。通知が届くとApple Watchが振動して教えてくれて、画面を開くことでメッセージの内容を確認できます。
そのため、いちいちスマホを開いて内容を確認する必要がなくなります。
また、決められた定型文であればApple Watch上から返信することもできます。自分で文章を登録できれば尚良かったのですが、、、アップデートに期待ですね!
※2020/11/22追記
スマホ版のLINEを確認していたところ、自分で定型文を最大10個まで登録できることが判明しました!自分の過去のトーク履歴などを見返して、よく使っている言葉を登録してみましょう!
また、マイク機能を使用すれば、自由な内容を返信することができます。
外では使う機会はほぼないかと思いますが、家の中であればマイクで喋るだけで返信ができるので楽ですね!

メール
メールアドレスを登録すれば、Apple Watch上でメールを確認することができます。

また、LINEと同じように、簡単な定型文が登録されているので、その中から選択して返信することもできますし、マイクに話しかけてその内容を返信することも可能です。
基本的にはメールにさっと目を通すだけの用途になりそうですが、重要なメールを見落とす心配がなくなるので安心できます。
マップ
Apple Watchで、周辺のマップを確認することができます。
ディスプレイが小さいため、本当に自身の周辺の道を確認することしかできませんが、それでも十分です。プライベート上の問題で現在地は表示していませんが、ちゃんと自分のいる位置、方角だって分かります。
また、駅をタップすれば、その駅の電車の情報が分かるなど結構便利な機能が利用できます。
マップ機能は先日の旅行でだいぶ役に立ちましたね。目的地の位置をある程度把握しておいて、適宜細かい道を見る時はApple Watchで確認することでだいぶスムーズに目的地に到達することができました!
ジョルダン 乗換案内
よく使用する電車の時間を確認する場合はジョルダンの乗換案内がとても便利です。
よく皆さんがスマホで確認している乗換情報などがApple Watch上で確認できます!
しかし、Apple Watchで乗車駅、降車駅を選択できるわけではなく、予め登録しておいた経路や、スマホで検索した経路を確認できるだけなので注意!
また、フルで機能を活用するには有料版にアップグレードしないといけません。私は有料版の体験期間で使用してみただけですが、その中でもMyルートという機能が特に便利だったなと感じました。
自分のよく使うルートを登録しておけば、Apple Watchでいつでも次の電車の情報を確認できるというものです。
こればっかりはかなり便利なので課金が必要なのも納得です。。。
もちろん無料版でも十分活用できますが、よく電車を使用する方は、有料版の利用を検討してみてはいかがでしょうか?
カメラ
カメラ機能に関しては、それほど実用性があるわけではありませんが、面白いので紹介しておきます!
え、Apple Watchにカメラ付いてるの??とお思いになる方もいるかと思いますがそうではありません。
では何ができるのかというと、iPhoneのカメラをApple Watchで制御できるようになります。

分かりにくいですが、上の画像はApple Watchの画面のスクショになります。これは、iPhoneのカメラでMacbookを写しており、それをApple Watchで確認しているのです。
つまり、iPhoneを隠してApple Watchでカメラを起動すると、、、、、、悪用は絶対にダメですからね!笑
実際に使用してみて不便に感じた点
絶妙に画面が表示されない
Apple Watchは、腕時計見るときの動作をすると自動的にモニターがONになり、時間を確認することができます。
しかし、いつでも腕時計を見る動作をできるかと言われると、そんなことはないですよね。
例えば、満員電車。つり革に掴まり、思ったように体を動かせない状況を想像してください。その中腕時計を見る動作をするのは結構至難の技です。
そこでみなさんはなんとか体を捻じ曲げて、天高く掲げた腕時計を確認すると思いますが、ここで絶望することになります。
そう、画面がONにならない!腕をクルクル回すとたまにONにことがありますが、周りから見たら結構危ない人に見えます笑
また、寝っ転がっている時も思ったように画面がONにならずモヤモヤすることがあります。常時ON機能がついていないためしょうがないですが、ここら辺は何か設定できるようにしておいてくれると良かったですね。
Suica
Apple WatchでSuicaを使用する場合、少しだけ不便なポイントがあります。
それは、iPhoneに登録しているSuicaをApple Watchに登録できないということ。
どういうことかというと、普段iPhoneで使用しているSuicaをApple Watchから使用できないということです。
これに関しては完全に誤算でした。iPhoneを取り出さなくてもApple Watchで支払いをすることはできるのですが、そのためには新しいSuicaを作成してApple Watchに登録しなければいけません。
同じSuicaを登録して、双方でデータを同期してくれると思っていたため、非常に残念でした。
まとめ
便利だった機能・アプリ
- カレンダー
- ミュージック
- 支払い
- LINE
- メール
- マップ
- カメラ
少し不便だった点
- 画面が表示されない時がある
- Suicaの連携
初めてスマートウォッチというものに手を出してみたのですが、私は素直に買って良かったなと感じています。
スマホのようにこれが無いと生活に支障が出るというほどではありませんが、あるとあるで日々の生活をよりスマートにしてくれます。
まだスマートウォッチを試したことはないけど気になる!という方は、価格も控えめで尚且つ確かな性能を兼ね備えたApple Watch SEでデビューしてみてはいかがでしょうか!?